あらかき

躁鬱の即席遺書

梅雨

 雨は好きだ。しかし梅雨の時期は嫌いである。いくつか理由がある。

 ひとつは気候によるものだ。この頃は夏が近づき、とても気温が高くなる。それなのに梅雨により湿度も高くなり、窓を開けて快適な生活を送ることが出来なくなる為である。一々エアコンの掃除をしないと快適に過ごせないのは罪だ。やれやれ。一昨日僕は掃除を済ませた。嫌だな。

 ひとつは趣味にある。僕はギター教室でレッスンを受けている。そこで僕は、小型真空管アンプを持ち込んで練習している。そのアンプはボリュームノブがひとつしかなく、誤魔化しが効かないセッティングで練習できるからである。又、僕が真空管アンプの音が好きだから、という理由もあり、持ち込むことにしている。しかし、雨が降ることによって、僕はそれを持ち込む事が出来なくなってしまった。アンプを濡らしたくないからね。又、これらの気候はギター本体にも影響がある。これについてはよく知らないので割愛する。知らないから。

 あと、雨が降ると頭が痛くなるんだな。これは本当に厄介なんだな。一々苛々しないといけない。おい、お前。カフェインを寄越せ。

 しかし、梅雨の散歩は気持ちの良いものでもある。でも嫌いだな。梅雨。