あらかき

躁鬱の即席遺書

サブカルに再燃

 わっちゃ!俺は、サブカルものに、またお熱のようである。
 7月も死ぬ手前、俺はひょんなことからアイドルマスターの15時間生配信たる映像媒体を視聴することになった。
 というのも、それは用事を済ませる道中、偶然にも某親友の彼と再会したのがきっかけである。彼は音ゲーマーでプロデューサーである。そんな彼とは、親友にも関わらず、胸痛の話題というものが極端に少ない仲でもあった。(その割には俺の友人の中でもダントツで親しい仲である)
 その生配信を友人と視聴することになった。朝5、6時頃に目を覚まして。とても体に負担をかけてしまったものの、不覚にも俺は、このコンテンツにハマってしまった。テーマが素晴らしかった。それと、キャラが、めちゃくちゃアイドルやってて良かった。アニメと映画を1日で視聴し終え、一旦帰宅、食事と風呂を済ませて再び彼の家のインターホンを鳴らした。第二ラウンドは21時だったと記憶する。
 無事視聴し終え、その日起こったことを思い返しながら悦に浸っていたら、眠れなくなった。深夜2時からの格闘劇の幕開けである。
 結局俺は寝なかったと記憶している。6時から朝礼が始まり、ぶっ通しでライブ映像が流れていたものの、俺は暫くの間、気絶していた。(ライブ映像は後日、全部楽しませて頂きました)
 気絶を経て、帰宅したら、俺のiPad内のデータに、アイマス関連のゲームアプリを確認した。いつの間に……と云うのも、それほどハマってしまったのである。この俺が。周りの知人達は、俺があの手の媒体にハマることに、ものすごく驚いていたが、俺は元々、偏りはあったもののアニメオタク兼所謂ゲーマーであった。尚且つアイドルも好きな人種だったので、俺から言わせると、ハマらない方が幾分おかしいのである。ハマる条件は全てクリアしているので。
 そこから俺は、一プロデューサーとしての道を歩んでいくが、この話はまた次回。

 現在、アニマス(アイマスのアニメね)が、期間限定ではあるものの、アーカイブ配信を行なっている。アイマスの影響で、声優業の方々に再び関心を抱いていた。俺は手当たり次第、以前好きだったアニメなどに出演していた声優の方々をチェックしていた。そして、いつの間にか、俺はフルーツバスケットを読んでいた。
 フルーツバスケットは、そもそも去年、愛蔵版の1巻を購入して以来、ハマった作品で、丁度去年のこの頃に通販で大人買いをしたので所持はしていた。しかし、読む気力とタイミングが見つからなくて今日まで読むことなく、埃を被っていたのである。
 通販でギターを購入し、受け取るまで時間がかかるであろうと予測して、俺はフルーツバスケットを読むことにした。半分まで読んだ。最高だった。
 俺は1年に数回、サブカルもので人間の美しさや責任、義務を学ぶ機会があるらしい。家族間での絆や、向き合い方、他人との接し方に焦点を当てた少女漫画だが、硝子の少年の俺にもそのメッセージは重く届いて、思わず涙を流してしまった。はやくアルバイトを辞めて、フルーツバスケットをゆっくり読み、ガチの喋り方で永遠にオタクトークがしたい……!

 また、トラブルチョコレートたるアニメ作品も視聴している。今まで観てきたアニメとは違うオーラを放った作品だと認識しているが、これがものすごく面白い。これを語るにはまだ知識と経験が足りぬ。これが悔しい。とても悔しいのだ。嗚呼はやく、俺にサブカルを楽しめる時間をください。まだまだ俺は、サブカルを求めている。しかし課題だの仕事だのと、俺を阻むものもいる。そういうのは、本当に、十分です。