あらかき

躁鬱の即席遺書

答辞 案2

こっちはこっちで全く好きになれないです


新しい時代が訪れた。未だ見ぬ時代。社会は次第に変わっていく。周囲も変わった。目付きが変わった。意識が変わった。それに対して、正直困惑した。焦燥も感じた。それでも我々は、自分の変わらない夢に向かって進んでいったのは確かだ。3学年になった。春。迫ってくる、進路の2文字。進学か就職か。或いは他の道を目指すことも考えた。それぞれ道は違うが、その強い志は、皆立派であった。そこには、葛藤があった。躊躇いもあった。涙を流した日もあった。しかし、諦めきれない夢があった。譲れない道を目指した。
3学年。高校生活も終わりが見えてきた。楽しかった日々は、川の流れのようであった。高校生活、最後の青い春。桜の花は今にも散りそうだった。迫ってくる行事に対し、全ての力を注いだ。(学園祭のそれが続く)